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伝説のスタッフロール [その他ゲーム]

どーも。占いによれば、前世が 「地球育ちの売れないアイドル」 さりーです。

前世占い.jpg

ちなみに、弟は 「宇宙からきた偽メンタリスト」 で、妹は 「世界を轟かす性犯罪者」 です。

・・・あいつらにゃ見せられんな。



        *        *        *



大昔、まだPCエンジンというゲーム機が現役だったころ、
そのハードの人気シリーズで 「天外魔境」 というRPGがありました。

特に二作目の 『卍MARU』 はシリーズの看板といえる逸品で

当時まだ珍しかった、アニメーションと声の演出、
CD-ROMの大容量で、進めても進めても終わらないシナリオ、
たらい舟から空飛ぶ城まで、個性的な移動手段、
耳に残る数々の名曲、

★卍丸のテーマ★

今では間違いなく規制に引っかかるような、ヒロイン 「絹」 の覚醒シーンなどなど

「鬼が怒ると書いてキヌ それが私の本当の名前!」(YouTube)
01絹の覚醒.jpg


当時のゲームキッズの心に強烈な印象を残した名作です。

「わが道に敵なし!」とか、足下兄弟とか、百鬼夜行の箱とか、黄金虫とか、
もーーーーー、語りだしたら止まりません。



・・・が、今回はその続編のお話。



天外2 が良く売れたせいか、主人公卍丸の仲間であるカブキを主役にして
スピンオフ作品が作られました。

『風雲カブキ伝』 です。
02風雲カブキ伝.jpg

しかし、天外・・・というか、本体であるPCエンジンの最盛期は
天外魔境2 の頃だったんですね。
正確には、天外2に続く牽引力を持ったソフトが出なかったので、そのまま衰退。


加えて 『カブキ伝』 自体も、いろいろと残念な作品でありました。


当時隆盛だったFF式サイドビュー戦闘を採用してしまったため、
以前は画面一杯に動くボスから伝わっていた 迫力が消え失せました。

さらに大ボスたちは、それぞれがミュージカル的な主題歌を持ち、
あろうことか 戦いの前に長々と歌って踊ります
※ 私の「ゲームに声イラネ」思想は このとき生まれました

本家と比べてサブキャラクターのパンチも弱く、
出オチに近かったカブキの性格が強調されすぎてしつこいぐらい。

そんなこんなで、早々にワゴンセールの常連となってしまいました。



ただ、一点だけ、良い意味で印象的な演出があったのです。



それがエンディングのスタッフロール。



探してみたら動画がありましたよ。
今見たら大したことなかったけど(^^ゞ


※ 長い動画ですが、22分からの1分間だけで十分です。


もうエンディングだと思って完全に油断しきったところへ、

突然スタッフロールが逆回転してラスボス登場ですからね。


初めて見たときの衝撃といったらもう、大変なものでした。

それだけで 「雑魚ゲー」 から 「天外っぽいやつ」 に格上げです。
もし素直に終わってたら、それこそ投げ売りでしたわ。ええ。



そうそう。カブキ伝の特徴として、大ボスはHPをゼロにした後、
「止め」(トドメ)というコマンドで、独特の幕引きをします。

ラスボスの場合は、トドメのコマンドで

目の前でチューをする

03ちゅー.jpg

その毒気に当てられて死にます。

04毒気に当てられて死亡.jpg



だーから、ワゴンセールに出さ(以下略)


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コメント 2

なるなるな

究極のサイヤ人か。


天外魔境に続編なんてあったんですねぇ。
記事を見る限り知らなくても良いワゴンゲーぽいですけども。
by なるなるな (2014-08-30 08:26) 

sally

SFC版で「天外魔境ZERO」ってのがありましてね、そっちもやったんですが、まあ、微妙、というか。
変にリアルカレンダーが適用されて、特定の日にしかイベントが起きなかったりしたのは、斬新といえば斬新だけど、2月に正月イベントを見たいと思ったらリアルに11ヶ月待たなきゃイカン、というトンでもシステムでした。
やっぱり2が最高傑作です。(断言)

・・・と言いつつ、Wiki見てびっくり。他にも続編いっぱいあったのね。
特に開発中止になったはずの3があったのは驚き。出たんだ。へー。
by sally (2014-08-31 01:37) 

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